ロシアの田舎で仮想通貨を使ってあたらしい実験がおこなわれています。

英語の読める方はどうぞ。

bitcoinist.com

ロシアの田舎で、農業を営むある人が銀行から融資を受けようと考えました。銀行の提示する利息は12%でした。この人は銀行に融資をお願いする代わりに、他のことを考えました。12%を払って、返済していく、隷属的関係をするぐらいなら自分で仮想通貨を造って、ICO をして、地域でまわしていこうと。

これを実行しましたところ、今のところ問題なく使えているようです。一度、ロシア政府に2015年潰されかけましたが、コリオノボという地域の建築業と農家がバックアトップして、今のところ、500ビットコイン程の価値のあるこの地方の仮想通貨が流通しているようです。

ロシアのように、アメリカと対決する国は国際貿易で不利益を被ることも多く、ルーブル(ロシアのお金)も為替市場で乱高下します。どうせ、自国の通貨が乱高下するなら、同じように乱高下する仮想通貨を持つことも厭わなくなってくる人がアメリカと対決する国の国民が思ってもおかしくないですよね。

こちらの記事の最後に皆さんに質問を投げかけています。

仮想通貨は地方経済を活性化できるのだろうか?

私の答えはYESです。間違いなくこれからも銀行に借りるぐらいならと、仮想通貨を使って自分達の商品を担保にして、ICOをおこなう地域がふえていくでしょう。その時には銀行も、政府発行のお金もいらなくなるのかもしれません。現在の貨幣経済にはマイナスですし、どうなるか不明瞭ですが一つだけ言えるのは、仮想通貨がもっと興隆していくことだけは間違いないでしょうね。