マルタという国を知っていますか。マルタが仮想通貨のハブを国として目指していくようです。

みなさま、こんばんは。先ほどブルーンバーグのニュースで、今度マルタというヨーロッパの国が仮想通貨のハブ基地になるように政策を出したことが書かれていました。英語の読める方はどうぞ。英語の記事ですとなぜマルタという小さい国が仮想通貨のハブになるといいのかを投資家、国としても両面で述べています。

1)何を、マルタ国が仮想通貨のハブになるとアピールしたのでしょうか。

答え)マルタという国で法律を作ることにより、今のところ野放しな仮想通貨市場に、手数料、為替、資産運営者、仮想通貨を扱う商品たちに合法的な決まり、法律をマルタが提供することができることができることをアピールするようです。税金も低く5%以下だそうです。

2)マルタがハブになる特権は

答え)長期では、仮想通貨が欠かせない未来の産業であることは確かですが、短期ではマルタ国内で職が増えます。例えば、今回の発表で、BIANCEは200人ほどの従業員を香港から移動することを考えています。

3)では、仮想通貨のオーナーはどんな特権があるの。

答え)私たち投資家は透明性のある確固たる法律ができることによって、今まで仮想通貨であった、悪い例(例えば、ハッキングによる通貨を失ったり、詐欺により通貨を取られたり、わけのわからない規制による暴落)から守られるようになります。でも、マルタという国も完ぺきではないので完璧でないことは述べております。

4)他のEUの国はどうなんでしょうか。

今のところ、他のEUの国はどうするかの詳細がでていませんので、マルタがもしかしたら、自分たちの枠組みで他のEU国家の先を行くことも可能です。ただし、他のEUが後で結託した時に孤立する可能性もありますが。

5)マルタが仮想通貨のハブをおしすすめることは他のハブにどのような影響がでますか。

今、中国、日本、香港、韓国にある仮想通貨の機能が西に移動する可能性が大きいです。先ほど挙げたBINANCEの機能移転がいい例です。また、スイスがライバルになる可能性も書かれています。

6)BIANCE以外の拠点移動はありますか。

BINANCE以外ではライバルのOKEX Technology Coが、またベルリン拠点のNEUFUNDとABYSSが4月にも拠点移転を、アメリカのTron という会社も真剣に考慮しているそうです。 

マルタのような小さい国が、香港、シンガポールのような金融国家と安い税金、自由な金融政策によって投資家を取り込むような競争がどんどん始まれば、将来の移住先の選択も増えていいかもしれませんね。英語の読める方は以下の記事をよんでください。

www.bloomberg.com