インド中央銀行とシンガポール中央銀行の仮想通貨への対応。

みなさま、本日FORBESというアメリカの雑誌の記事を読んでいました。インドの中央銀行ビットコインに対する取り締まりを決めたようです。7月からビットコインでの取引が商業ベースで禁止されるようです。以下のサイト英語がわかるようでしたらどうぞ。

Understanding India's Cryptocurrency Crackdown

でも、内容を読んでいくと、最近、アメリカでも規制をかけて、中国のみならず、韓国、日本と既成をかけようとしていることを述べていますがそんなことしたら結局は徐々にインド人の大型投資家だって馬鹿でないから海外に移動してそのままビットコインの取引をおこなうのでインド中央銀行には何も徳がないのではと予測しています。それなのになんでインド中央銀行はこんなことをするのでしょうか。

 その答えはインドが自分たちで電子上のFIAT通貨をつくるまでの規制のようです。インドの中央銀行も仮想通貨を一時的に禁止しようが、仮想通貨を許すことによって中央銀行の紙幣発行の権力を弱めるとしても、仮想通貨を受け入れなくてはいけないと覚悟をきめたのかもしれませんね。

 それに対してシンガポールは先を行っています。昨年の古い記事でもうしわけありませんが、英語を読める方は以下でどうぞ。

Putting Singapore's Dollar On Blockchain May Prove It's The Most Crypto Friendly Place On Earth

去年の11月の記事ですが、シンガポール中央銀行は銀行と技術系の会社と合同で、シンガポールドル自体をブロックチェーンに入れてしまうつもりのようです。仮想通貨の中に本当の通貨をいれるのでしょうか。どうなるのか予想できません。

 インドもシンガポール中央銀行も対応は違いますが結局は仮想通貨に対してコントロールできないから、自分たちでできるだけ使っていこうということでしょう。